@babel/preset-stage-3
Stage 3の概要
Stage 3: 候補
概要: この提案はほぼ完成しており、さらなる進展のために実装とユーザーからのフィードバックが必要です。
必要条件: 仕様テキストが完全である必要があります。指定されたレビュアー(TC39によって任命され、チャンピオンによって任命されるわけではない)とECMAScript仕様エディターが仕様テキストに署名する必要があります。少なくとも2つの仕様に準拠した実装(デフォルトで有効にする必要はありません)が必要です。
次のステップ: 今後は、実装とその使用によって提起された重大な問題への対応としてのみ変更を行う必要があります。
インストール
- npm
- Yarn
- pnpm
npm install --save-dev @babel/preset-stage-3
yarn add --dev @babel/preset-stage-3
pnpm add --save-dev @babel/preset-stage-3
使用方法
設定ファイルを使用する場合(推奨)
babel.config.json
{
"presets": ["@babel/preset-stage-3"]
}
CLI経由
シェル
babel script.js --presets @babel/preset-stage-3
Node API経由
JavaScript
require("@babel/core").transformSync("code", {
presets: ["@babel/preset-stage-3"]
});
オプション
loose
boolean
、デフォルトはfalse
。
このプリセット内のプラグインで許可されている場合、「緩い」変換を有効にします。
useBuiltIns
boolean
、デフォルトはfalse
。
必要なプラグインについて、ポリフィル動作を試みる代わりに、ネイティブの組み込み機能を使用します。
プリセットオプションの設定の詳細については、こちらを参照してください。
参考文献
- アクセル・ラウシュマイアー著「Exploring ES2016 and ES2017」の「ECMAScript機能のTC39プロセス」の章